推しのアクスタを作ろう!-死闘篇-

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早速、ネメアさんの誕生日に作ったアクスタの話しますね。これ、実はめちゃくちゃ手がかかってます。不器用な私の試行錯誤を聞いてほしい。

前回作ったネメアさんのアクスタ、作り方としてはプラ板を焼いて縮めてレジンでコーティングするって感じだったんですけど、私が気に入ってない理由がいくつかありまして。

1.レジンの厚みが均一ではない
これは私がレジンの扱いに慣れてなかったこともあるんですけど、均一にするのめちゃくちゃ難しくて、全然平らではないです。

そもそも、プラ板が平らではないってのもあると思うんですよ。温かいうちに平らなものでプレスはするんですけど、この大きさのプラ板って家庭用トースターに入らないので、火の通りが均一じゃないんですよ。それが微妙に歪むんですよね。

たぶん、上手な人ならその歪みを修正しながらレジンで平らにできたと思うんですけど、私DEX9しかないので、できないです。

2.表面張力
図を見ていただけるとわかると思うんですが、プラ板にレジンを乗せようとすると、どうしても端っこが丸くなるんですよね。表面張力があるんで、しょうがないんですけど。

この丸みのせいで厚みが出るんですよ。1にも通じるんですけど、均一にならないんですよ。これはプラ板をまっすぐにできてもどうにもできないです。

レジンやってる人この問題をどうしてるんだろう。全然わからない。

台座に刺す足が短すぎたっていう決定的な問題を無視しても、あんまりいい出来じゃないんですよね。

そこで今年は、ネメアさんアクスタシリコンモールドを作ることにしました。

もう、何ていうか、めちゃくちゃだよ。

そう。めちゃくちゃ手間かけたんだよ。

最初は、ぜんぜん違う方法を模索してて、硬質ケースあるじゃないですか。あれを土台にして、周りにマスキングテープで壁を作ってレジンを流し込もうとしたんですけど、硬質ケースが熱で曲がっちゃってだめでしたね。あと、隙間からレジンが流れ出る。

なので、図のような装置を作りまして、モールドを作ろうと思ったんです。

PPボードで作った型の中に、シリコンシーラントを流し込んで厚さ3mmのシリコンシートを作ろうと思ったんですが、シリコンシーラントが全く乾かない。シリコンを均一に、平らにするためにクッキングシートやクリアファイルで蓋をして重しを乗せてたんですが、これがくっついてどうにもならない。乾かないうちに取ろうとするとシリコンがべったりくっついて平らにならないし、乗せたままではシリコンが乾かない。

条件を変えながら何度か挑戦しましたが、どうやっても満足いくものができなかったので、この方法は諦めました。

シリコンシーラントじゃダメなんだ。じゃあ、型取り用のシリコンならどうだろうか。と思ったのですが、たぶんあれだと今度は粘性が低くて型から全部漏れると思います。クリアファイルとかで3mm厚のきれいな箱型を作って流し込めばまだ行けそうですが、私の器用さではおそらく無理です。

どうしたものかと考えて、「別にシリコンシートを作る必要はないのでは?」という結論に至りました。私が作りたいのはネメアさんのアクスタであってシリコンシートじゃないんですよね。「ドリルを求める客はドリルがほしいわけではなく穴を欲しがっている」という有名なお話を聞くたびに、「何でだよ。ドリルほしいだろ!」と思っていましたが穴が欲しい場合もあるんですね。

というわけで、3mm厚のシリコンシートを買いました。普通に売ってた。

これをアクスタの形でくり抜いて、下にもう一枚重ねると、簡易のシリコンモールドの完成! あとはこれにレジンを流し込んで印刷した立ち絵を入れて、さらにレジンを流し込んで硬化したらアクスタの出来上がり!!

……なんですが。わたくし、失敗してしまいました。

一つは、アクスタの側面。すんごい凸凹している。これはシリコンシートの切り出し方がよくない。ブレずにまっすぐ、垂直にカッターの刃を降ろさなきゃいけなかったんですけど、不器用な私には難しくてねぇ。モールドの側面が凸凹してるから、作ったものも凸凹しちゃいました。
一応、ヤスリはかけたんですけど、なかなかねぇ。

もう一つがこれ。

ね。すっげぇ反っちゃった。これ、何でだと思って調べてみたら、UVレジンではけっこうあるあるの失敗みたいです。原因はいくつかあって、モールドとレジン液の相性の問題、作るものが大きすぎる場合……などなど。レジン液を多く使っちゃうとどうしても反りやすくなるみたいですね。

ただ、これの対処法はもうわかっていて、UVレジンではなく、2液性レジンを使うと大きなものも歪まずに作れるそうです。なので、今度は2液性レジンでやってみようと思います。

まぁ、他にも割とデカ目の気泡がもりもり入っているとかもあるんですが、それでも過去2回のものよりかなり出来はよく感じます。あと、モールドは1回作ってしまえばまた使えるので、それもかなり気が楽でいいですね。側面の凸凹は、コート剤とかを塗ればもっとマシになると思います。

というわけで、課題を残す結果になりましたが、その課題もこれまでと違って楽に解決できそうです。来年の8月17日をご照覧あれ(フラグ)