中世ヨーロッパ風とは(哲学)

09/08,09,10に拍手ありがとうございました!

粘土こねる宣言しといてなんですが、ほとんど進みませんでした。私が不器用ってこともあるんですけど、ちょっと体調崩してて週末何もせずに息絶えてたからです。

鼻水と咳が止まらなくてですね……。風邪というよりアレルギーなんですけど、どこでアレルゲン吸い込んできたのか体のライフライン全滅でした。

みなさんも、カラダニキヲツケテネ!

あとPCの調子も悪くて、この1週間ほぼ何にもやってません。
そう、サボったのだ。だが、しょうがないのだ。


さて、先日こんなネット記事「一般人が中世ヨーロッパに転生したらどうやって生き延びる?」を見まして、笑いながら読んだんですが、いわゆる「中世ヨーロッパ風ファンタジー」が全然中世してないってもう10年くらい前から(私が知ってる限りなので、実際はもっと前かもしれませんが)言われてるので、今更感もありますけどね。

ジルオールは全然中世やってないです。便利すぎだし、豊かすぎ。文化・技術レベルが基本的に近世だし、農業とか紡績とか一部の技術だと産業革命を迎えててもおかしくないレベルのものだってあります。
特にディンガル軍が揃いの制服が支給されてるってこれ、すごいことで。繊維を大量に生産し、同じ規格の服を大量に作ってるってめちゃくちゃ進んでますよ。

ロストール軍は貴族の私兵って明言されてたと思うので、モブ兵隊が一緒の格好してても「ゲーム的な大人の都合」って解釈するけど、ディンガルって明確に組織化された国軍だからなぁ。もうこの時点で近代軍だけど。

……何でお前らロストールに負けたの? 舐めプ? 舐めプしたの?

私見で言わせてもらえば、中世ヨーロッパをガチでやろうとするとつまんなくなると思います。決して豊かで明るい時代ではないですしね。農民、子供、女性に人権のかけらもなかった時代だし。
ダメだとは思わないけど、よっぽどお話を作る力のある人じゃないと、詰む……と思う。

あと、ファンタジーだと魔法があるから。魔法がどれだけ浸透しているかにもよりますが、魔法で技術レベルが底上げされてしまうってのもあります。
誰でも簡単に魔法が使える世界観なのに、火を起こすのに火打ち石使ってたらおかしいもんね。バイアシオンが豊かなのも魔法技術があるからって思えば、「そういうもんか」ですみますからね。

ぶっちゃけちゃうとガチ中世を描写すると、あまりの不潔さに読者が引き倒して終わると思うので、歴史小説ならともなくファンタジーなら「っぽい」「風」で充分だと思います。
ちゃんと風呂に入るし、便所はあるし、ちゃんとした料理も食えるし、毎日清潔な服も着れる。ビキニアーマーの女性だって活躍するし、ちっこい幼女がでっかい武器をぶん回せるし、ほっそいイケメンがごっついマッチョを圧倒できる。それでいいと思います。全部、厳密にやっても楽しくないしね。
逆にこういうの一つずつ制限していくと閉塞感が出て楽しさが減っていくと思います。寒さをプラスするとかね。それはもう描きたいものによるよね。

バイアシオンは広くて豊かで温かいけど、あの人間関係のドロドロ具合である。ま、そういう世界観もあるよね。