第95話 橋上の戦い 解説

 無印版では城の中でもボス戦が発生しました。

 
◇シャリ
 シャリEDのことを考えると、死なないんでしょうけど。一応、この話ではもう二度と出てきません。虚無の一滴に戻った、ということになっています。

◇主人公補正
 調子は上がってると言ってますけど、別に回復してないです。

 普通の人ならとっくに倒れてる傷でも平気で動き回れるのは主人公補正というより、魔人の血補正です。
 補正かけないと、本当にレインがいらない子になっちゃうんで。一応、主人公だし……って考えるとやっぱり主人公補正なのかね。

 そうそう、オルファウスさんが解説する→賢者すごい!→いや、伝聞です→ズコー、という作中で何回か使ったパターンは、何でも有り得そうなオルファウスさんにだって知らないことはあるし、誰かの力を借りて生きているんだとレインにわからせるつもりで書いてました。

◇橋上の戦い
 無印版だと、容量の関係でエンシャント城内でこれでもかと連戦が続きます。本当にいきなり魔人がぽっと出てくるから、「誰だ、コイツ」って気分になる。

 無印版だとネメアさんが魔人相手に離脱するんですが、魔法合戦にしたかったのでオルファウスさんに残ってもらいました。
 ゾフォル爺さんは、ザギヴのイベントで戦ってなかったですからね。

◇希望の子
 希望を持つから叶わなかったときに絶望するのか、絶望の暗闇だから小さな希望の光も見つけられるのか。ニワトリとタマゴの論争みたいな、無意味な話。

 レインが死んじゃうとネメアの心が折れて、ウルグ解放しちゃうから、BAD END待ったなし。
 こういう希望の心折りに来る敵キャラはいいですね。

◇ゾフォルの末路
 第一稿では、ゾフォルは闇落ちした人みたいに黒い塵になって死んでたんですけど、それが嫌でああいう最期になりました。
 肉体を残すとその後の展開的にちょっと……というのがあって、肉体が残らない方法を模索してたんですけど、オルファウスさんが荼毘に伏しちゃうのもおかしいだろうと。結果、自害という形になりました。

 ちなみに、火葬場の炉の温度は500~700度。骨まで灰にするためには、1500~2000度まで温度を上げなければならないようです。
 1兆度はゼットンでしたっけ?

 ゾフォルは闇の側に身を置きながら、正気を保っちゃった人、という印象があるので、闇落ちした人みたいな最期にはしたくなかったんですよ。
 ゾフォルこそ、本当の狂人だったんです。

◇ゾフォルの希望
 キャスリオンのことです。

 でも、どうだったんですかね。ゾフォルはキャスリオンのことを、女としてどうこうしたかったんですかね。
 勝手な心象で申し訳ないけど、どちらかというともっとプラトニックなものだったような気がしています。信仰に近いような、そんな感じです。

 バロルに対する嫉妬心はなく、キャスリオンが死んだ後も彼を責めずにただ彼女の復活だけを望んだというのは、ちょっと異常というか、普通の愛ではない気がします。

 もし、キャスリオンが死なず、バロルも闇に落ちず、栄光の帝国を築き上げていたとしたら、そのときゾフォルは狂っていたかもしれないと思わずにはいられません。

◇INT74
 創作では作中で一番賢い人物が書いている人間の賢さを示す、って言いますけど、もう本当コレ。

 ごめんね……馬鹿で……。
 私がもっと頭よかったら、もっとステキな頭脳戦が展開されていたはずですが、結局ゴリ押しになりました……。