第94話 帝都決戦 解説

 長かった前夜が終わり、ついに最終決戦の火蓋が切って落とされました!

 
◇ここを目指してた
 踏ん張りの利かない馬上、しかも普通の馬よりバランスを取るのが難しい軍馬、重量級武器の破滅の槍、それを片手で振り回し、マンティコアを一撃で胴薙ぎ……。
 もう人間じゃないよね。

レイン「違う、そこを目指してたわけじゃない!」

 ゲームでもあのでかい槍を片手でぶんぶん振り回してるんですが、魔人の血に反応して扱いやすくなってるとかあるんですかね、あれは。それとも、もうそういう膂力を持ってるんですか……?

◇レインのステータス
 かろうじて動いてはいますが、槍を振るえるほど回復してはいないので、レインのステータスは全体的にマイナス補正をかけています。

HP→蘇生から回復したばっかりなので最大HPが半減。
MP→肉体の維持に精霊力を使っているので、そちらに回しているため使用不能。
STR→左手は添えるだけ状態のため-100
VIT→蘇生から回復したばかりなので-100
AGI→蘇生から回復したばかりなので-100
DEX→左手が死んでるので-120

 大体こんな感じ。DEXなんか100前後しかないんじゃないかな。
 DEXが下がることがジルオールの前衛にとってどれだけ致命的かは、プレイヤーのみんなならわかるだろう?
 もうお留守番しとけばよかったのに。

レイン「嫌や……アタイも行くんや(´;ω;`)」

◇怨讐の邪竜
 名乗る機会がなかったので出ませんでしたが、エルアザルは「怨讐」を名乗らせようと思っていました。

 なお、エルアザル(エレアザル)は旧約聖書に出てくる祭司の名前で、「主は助ける」という意味です。めっちゃいい名前。

◇竜の一撃を耐える男
 受け流しを駆使してもレインが耐え切れずにダメージを受けた邪竜の一撃を、平然と受け止めちゃうネメアさんは、前衛の鑑である。

 この人、何やってもダメージが通らなさそうだから、デーハーに建物やら壁やらに突っ込ませたくなる。レインならダメージが通って意識が飛びそうになるような場面でも、平然と起き上がってきそうだから困る。
 ターミネーターか。

◇レインがよく吹っ飛んでいる理由
 戦闘が派手に見える、というこちらの都合もありますが、レインは前衛にしては軽いので、どうしても攻撃に耐え切れずに吹っ飛んじゃうという理由があります。

 ジルオールの前衛には、体力と防御力の高い前衛と素早さの高い前衛の二種類があります。
 前者はネメアやアンギルダン、後者はカルラなどです。彼らのパーティー内の役割は、前者が盾、後者が敵のかく乱となりますが、レインはどう考えても前者です。が、この連中の中では絶望的に小さいし、軽い。

 ネメアが徹底的に仕込んだ受け流しと、もともとの身体能力の高さで、回避したりしてますが、あまりに重い攻撃を受け止めたときは耐え切れずにふっ飛んでしまいます。
 初期メンバーに盾前衛がいなかった、レインが魔法が苦手だった、というのもありますが、目指した人が盾前衛だったというのが大きいです。

 ネメアさんは責任を持ってレインをかばうように。

◇恵体糞攻
 ゲーム中では恵まれた体から繰り出される糞みたいな攻撃になっちゃう闇属性武器使いたちですが、作中ではラストバトルでの闇属性武器のハンデは無視しています。セラも安心です。
 なお、破滅の槍に関しては、

ネメア「……別に他の槍を使ってもいいが、ストーリーでも私が目立って、戦闘でも私が目立って……。お前(主人公)それでもいいのか?」

 っていう、できるスタッフさんの配慮だったと思ってるよ。割りとマジで。

◇魔法
「光の矢(猟矢)」→ホーリー
「光の鞭」→アドヴェント。何で開放されてるのかってのは、オルファウスさんなんで。
「瞳の中に魔道の炎が~」→アルカホル
「風が導く」→スキップ

 大体こんな感じで書いてます。スキルと魔法の表現めっちゃ難しいY