第85話 帝都陥落 解説

 久しぶりに主人公が帰ってまいりました。
 五話ぶりくらい? ここを書いてるとき、「やべぇ、レインの書き方を忘れてる……」ってなってました。

◇おててつないで
 ここ、若干オリジナル入ってるんですけど、「ま、いいよね☆」という謎の考えが降りてきたので、注意してません。まぁ、二人の関係そのものには言及してないしね。

 ここのレインがチビなのはごついおっさんとちっちゃい子の組み合わせが、私のツボだからです。
 恋愛関係どうのというより、そこにあるのは親子愛であればあるほどよい。

 お父さんが不器用であればあるほどよい。
 レインのように親父の愛情をしっかり受け止めきれている子もよい。だが、親父の不器用さを理解できない子もよい。
 親父は我が子が可愛くてしかたないんだけど、不器用すぎてどう愛していいかわからず、子供はそれを誤解してすれ違う、というのもツボです。後に和解するんだ……一度も呼んだことはなかったけど、そのとき「お父さん」って呼ぶんだ……。

 妄想が楽しすぎて生きるのが辛い。

 まぁ、もっと真面目な話をすると、むき出しの魂同士で交流を持つことで、一緒にいられなかった時間を埋めようと思った、というのが大きいです。お互いに受け入れ態勢が整うというか、何というか。

◇世界一豪華な枕
 ゲーム中だと、ここでは主人公が地べたに倒れたまま放置されてるんですけど、誰か何とかしてやってくれ、と思わずにはいられない。

 オルファウスさんの膝枕とか、畏れ多くて震えが来るわ。

◇闇の神器
 レインをアホの子にしてよかった。「説明を聞いてもどうせわからんから、とりあえず納得しておく」というアホの子だからこそやれる説明回避方法は、私が昔からよくやる手口です(いや知らん)

 一応、闇の神器はウルグ降臨のためのマジックアイテムなので、肉体(ウルグの器)を保ちつつ、魂を引きずり出す力を持っている、という感じですかね。
 詳しい仕組みは考えてません。

 なお、闇の神器はウルグの召喚が失敗に終わったので、全部闇の底に沈みました。本来であれば、それぞれを管理する円卓の騎士たちが闇の底から拾い上げ、再びウルグが起き出すころまで管理しなきゃいけませんが、そんな職務熱心なやつはもう残ってないので、よっぽどのことがない限り闇の底から出てくることはないでしょう。

 圧倒的ハッピーエンドや!

ウルグ「オー人事、オー人事……」

 あ、そうそう。アトレイアの色惑の瞳ですが、これも一応、レインの手もとにはありませんでしたが、一蓮托生で闇の底に沈んでいます。ただ、魔力そのものはアトレイアの目に残っていて、失明はしていません。
 ただし、徐々に視力は低下します。あと2、30年したら元通りに失明する、かも。

◇純魔と脳筋
 魔道士と兵士の割合は、最低1:2である、というような説を押していますが、別に根拠はありません。
 まだまともだったころのバロルが、そういう用兵方法を考えて、ディンガル軍が今もそれに基づいて運用されてる、っていうどうでもいい設定を今でっち上げました。
 レインは用兵を教わったのが、どちらもディンガルの人だったので、それに従ってる、とかね。

 最低、魔道士一人に対して兵士が二人。理想は1:3。冒険者が4人パーティーなのを鑑みて、バイアシオンの軍隊ではフォーマンセルが理想的、とかいう妄想。
 ただ、この魔道士は純魔で考えているので、現実的に用兵するときはまた違ってくるでしょう。オルファウスさんみたいな純魔よりは、ケリュネイアみたいな魔法も使える軽装歩兵のほうが多いですから。

◇やっぱり宰相ナンバー2!
 一応、今は宰相が総大将ですが、この人、そういうポジションが向いてない。

 何と言うか、宰相は月型の人間だと思っている。自分から発光するんじゃなくて、他人の光を浴びて輝くタイプ。
 なので、他人を照らしてやらなきゃいけない今の立場はあってない。

 ネメアは言わずもがな、レインも太陽型の人間なので、何だかんだで自然と宰相の代わりに表に立っています。
 立場上は宰相が表なんだけど、実際はレインが表に立ってて宰相が裏側に回っています。

◇再びの
 57話であっさりお別れしたミイス組ですが、もともとラストバトルに関わらせるつもりでした。

 一応、シェスターも連れてきたんですが、ゲーム中だと、ミイスの二人を連れてるとき、シェスターさんはどこにいらっしゃるんですかね。復興途中のミイスに置いてきてるんですかね。

 レインはミイス出身じゃないから、ロイ兄さんを単なる爽やかそうな好青年だと思っている。とんでもねぇ話だよ。とんでもねぇ話だよ!(大事なことなので二回言いました)