第56話 アーギルシャイア 解説

 PS2版のパッケージにはCERO12と書かれているんですが、「そんなシーンがあったかな?」と首を傾げた直後にアーギルシャイアのイベントが起こって、「あっ(察し」と思いました。

<追記>CERO12に関しては、それもあるんですけど、英雄とまで呼ばれた男が国を出る理由が(冤罪とはいえ)姦淫の罪っていうのがすごくないですか?
 子ども置いてけてけぼりですよ。「不義密通ってなぁにー?」って聞かれたお茶の間ブリザードじゃないですか?

◇聖杯
 イメージ的にはカリスです。ワイングラスの両側に、耳(取っ手?)がついたような形状をしています。

 某考古学者の映画では、木製のぼろっちいやつでしたね。キリストさんが大工の息子だから木製だ、って言ってました。

◇サイフォスが死んだ!
 アーギルシャイアは「セラにとって屈辱的な方法」=「サイフォスに殺される」と言っていますが、本当にそうでしょうか。

 セラの性格を考えるなら、どちらかというと「自害しろ、サイフォス」と命じるほうが、屈辱を感じると思うんですが、どうでしょうか。

 アーギルシャイアがそれを命じることができなかったのは、サイフォスを失うことができなくなってたんでしょうね。

◇警戒心
 虹色の山脈イベントで、アーギルシャイアはセラに対して「過剰とも言える警戒心……癒されることのない孤独」と嘲っていますが、普通、親友があんな不気味な仮面に鎖のついたボンテージ衣装を身に着けていたら警戒すると思うんだ。

 少なくとも私なら距離をとりますがね。

 まぁ、アーギルシャイアは性格的に煽っていくスタイルなので、単純にああ言ったんだろうけど、セラの親友はロイであってサイフォスではないから、サイフォスに心を開かないのは当たり前でしょうね。セラも全然挑発に乗ってないし。
 ひょっとして、この時点で、すでにアーギルシャイアの中でロイとサイフォスが混同され始めていたのかな。
 その後のセリフで「私の可愛いロイ」ってあるから、アーギルシャイアはすでにサイフォス=ロイとして考えてたのかもしれませんね。

◇アーギルシャイアの目的
 第一章付近を書いてるときに完全に失念していたのですが、アーギルシャイアの目的をレインに知らせ忘れました。
 これは、大変なことやと思うよ。

 主人公はいつ知ったんだっけ、と改めてゲームをやったときに気づきました。スタートイベントでオルファウスさんが普通に説明してくれてました。

 アーギルシャイアは復活した直後にネモと接触しているようなので、オルファウスさんはネモから聞いたんでしょう。
 それにしても、王城主でのスタートイベントでネモが言う「あの女、お母さんになりたいんだとよ」というセリフに、何かぎょっとしてしまった。

 アーギルはティラから生まれた旧い世代の精霊から生まれたと思うので、そのせいで「母」というものに強い思いを抱いているのかもしれない。
 それで、創る、という手段を取ったのかな。

 人と結ばれて人の親になったバルザーや、人の子を拾って母になったアスティアを、彼女はどういう目で見てたんだろうか。

◇クリュセイスとレイン
 隠れ家を出るときのレインとクリュセイスの会話が、完全に新婚夫婦でした。仕事に情熱を傾ける旦那と、家に置いていかれる新妻みたいだ。

 毎回毎回、リベルダムが陥落したとたん、会いに行かなくなってごめんよ。寄付もしなくてごめんよ。あと埋蔵金も大抵放置しててごめん。

◇街道にて
 こちらの事情でカットになったアーギルシャイアVSヴァシュタールですが、やる気のない上司の代わりに仕事してたらいちゃもん付けられるってブラックってレベルじゃない。魔人も大変だなぁ。

 ヴァシュタールは「何をこそこそやっている」的な発言をしてましたが、アーギルシャイアの目的を考えれば、そんなに怒られるようなことしてないと思うんですがね。だって、結局人間を滅ぼすんでしょう? エクリプスでやったっていいじゃん……お前はやる気ないんだから、部下の好きにさせてやれよ、と思う。

 ところで、逃げるアーギルシャイアたちはテレポートを使ってないようですが、徒歩で逃げてるんですかね。二人寄り添いながら、走って……?
 ……何か、いよいよ駆け落ちめいてきた。
 サイフォスがテレポートを使ってるのかと思いましたが、そうなるとセラたちが追えないし、やっぱり駆け落ちめいたアトモスフィアを撒き散らしながら逃げてるんでしょうね。

 街道イベントがないので、舟で秘密研究所まで行きました。浜辺に打ち上げられていたもうひとつの舟はアンティノのものです。
 普段は岩場なんかなくて、入り江が見えるんですが、今はアーギルシャイアが魔法で隠しています。あ、いました。