第11話 閃光 解説

 ネメアの偉業を知りながら、ケリュネイアの名前を知らないというのは、どういう了見か。

 
◇テラネの悪評
 村全体が冒険者に厳しい、みたいな風潮を勝手に作ってしまいました。
 ところで、ヴァンが冒険者になってしまった後、ヴァンの両親は村内での立場は変わったんですかね。それとも、息子以外の冒険者はやっぱり嫌いなんだろうか。
 確か、ヴァンが村に残ったときは泊めてくれたような気がしますが。気が悪いので、テラネの宿屋にあんまり行かないので覚えてません。

◇亀の少年
 これを書いた後に知ったことですが、亀は死んじゃうと甲羅の中から出てきちゃうらしいです。種類とかにもよるのかもしれない。
 後に改めてこのイベントを見たら、お父ちゃんに踏まれた、と言ってました。話の中にあるように、冬眠してるのか永眠してるのかわからないような状態ではなかったんだろうな……。

 昔、台風のときに庭に亀が迷い込んできたことがありました。別にペットとして飼ってたわけではなくて、勝手に庭に住み着いてたんですよ。
 ノラガメです、野良亀。
 天気のいい日に玄関先の日当たりのいいところで、甲羅干ししてたりしてかわいかったんですが、ゲリラ豪雨のときにどこかへ行ってしまいました。
 あいつは嵐とともに来て、嵐とともに去っていきました。
 菜っ葉をひらひらさせるとすげぇ勢いで走ってきてました。亀って意外と走るの早いよね。

 閑話休題。
 このイベント、主人公が警邏兵を倒しちゃうと、エルファスがさっさと村を出ちゃうんだけど、亀の少年はちゃんと願いを叶えてもらえたのかな。

<追記>イベント後の会話をちょっとだけ追加しました。亀博士ですね。

◇レインの髪
 十三歳くらいまで髪を長く伸ばして、三つ編みおさげスタイルだったレインですが、ほどくとくせ毛のせいでひどく広がって鬱陶しいので、それ以来ショートカットでした。公式のイラストよりショートカットです。
 これ以降、レインは髪を伸ばし始めます。ショートのほうが都合がいいだろうに……。

◇ケリュネイアを知らなかった理由
 ネメアのことを知ったレインがケリュネイアのことを知らない理由は、彼女のことがあまり表に出てないせいです。
 ネメアに妹がいて、それがバロル討伐の英雄の一人である、ということは知られていますが、それがハーフエルフのケリュネイアであるということはあまり知られていません。ギルドに名指しの依頼が来たときの親仁のリアクションを見ても明らかです。

 ケリュネイアがほかの三人より有名でないのは、彼女が被差別種族のハーフエルフだからではないかと思います。
 バイアシオンの種族差別はかなり根強いと考えられます。至聖賢君ノクサがコーンスにもかかわらず、コーンスに対する差別感情が薄れていないところからも、それは明らかです。

 ケリュネイアが兄の経歴に傷がつくのを嫌がったのか、自分が目立つのを嫌がったのかはわかりませんが、人目につかないように身を引いたんだろうな、と思います。

◇ケリュネイアの依頼
 レインの第一印象は悪いケリュネイアですが、まぁ、しかたないな、と。

ケリュネイア「覚悟を決めて、獅子帝と戦って!」
レイン「初対面なのに何でそんなアレを言われなあかんのや」

 本当だよ。「自分でやれよ!」って思われてもしかたないよ、ケリュネイア。

◇エルフと亜種
 ダークエルフはともかく、エルフとハーフエルフの差がわからん。
 ちょっと考えたのは、髪の色が違うんじゃないかと。エルフは金髪碧眼で、亜種になると変色するんじゃないかな。
 と、思ったんですが、始原口伝によればエルフの髪色は金と栗色なんですよね。まぁ、このコラムの情報はどこまで正しいのかよくわからない部分もあるんですけど。だって、リルビーの髪色で「茶・栗色」とありますが、ルルアンタは赤毛だし、レルラ=ロントンは金髪ですよ。

 髪色だけなら染めるか脱色すればいいような気もしますが、ほかにも何かあるんですかね。あと、ケリュネイアはエルフとして考えると、ちょっと背が高い気もします。