第107話 旅の終わり 解説

 初めてヴァシュタールと戦ったとき、まさかサシの勝負とは思わず、焦った結果負けました。「どうなるんだ?」と思ったら、普通にゲームオーバーになり、またラストバトルからやり直すことに。
 それも今ではいい思い出です。

 
◇ザギヴ新女帝誕生
 この話ではザギヴも宰相も生き残って、帝国は安泰ですが、これ軒並みみんな死んでたら帝国ヤバイですよね。
 ロストールは必ず王女のどちらかが生き残るようになってるので、国家体制に問題はあるとはいえ、指導者がまったくいないって事態にはならないんですよね。

 一応、必ず生き残るディンガル派として、カルラがいるけど。ないでしょ、あの子。あったとしても、平和な世の中で力を発揮できる子じゃないから、帝国の未来は暗そうだ。
 あとはガラーナ=イガヴィルとかいるけど、果たして、彼がそんな地位につけるのか、って問題もある。これはカルラも同じだけど、実力主義の帝国であっても一応、皇室出身者から皇帝に選ばれてるんだよね。
 きっと、皇室典範みたいなものがあって、「これこれこういう人から皇帝を選ぶこと」って規定があると思うんです。ただ、全員エンドの主人公の扱いを見てると、そうでもないのかってなって、もうよくわからない……。

 まぁ、でも、ザギヴもベルゼーヴァも死亡した場合の帝国は、またバラバラになって北部が荒廃する未来しか見えない。

◇ネモエンド
 ネモEDかわいいですよね。私、あのED好きです。猫派大勝利。

ネモ「特にろくでもない親父の娘ってのは、男を見る目に欠けてるからな。ケリュネイアを見てみろ」
レイン「なるほど!」
ネメア「……」
ケリュ「ちょっと」
オル「レイン、ネモ、ちょっといらっしゃい」

 ホシュアもまぁ、ろくでもない親父でしたね。あっ(察し)

◇ヴァシュタールのセリフ
 メタっぽいネタバレです。

≫「長く続いた光と闇の茶番劇。台本も役者も~」
→「本来のゲームのシナリオでは、こんなキャラは存在しない。てめぇ、二次創作だからって好き勝手やりやがったな」

≫「私の前に現れるのは無限のソウルの器たる者であったはず。~」
→「本当なら、ちゃんとした無限のソウルにやられて、(ウルグを宿してないから)滅びはしないけど眠るはずだったんだよ。というか、PS版だとそうだったろうが」

≫「どこかで台本が変わった。演者の誰も知らぬうちに。~」
→「てめぇ、過去に遡ってまで年代いじってんじゃねぇよ。何でもありか。そらエアにも見えんわい。知ってるのは、これを書いてる奴ぐらいのもんだろうよ」

≫「その魂……。至聖神の干渉すら受け付けぬ、絶対自由のその魂の刃~」
→「そこまで好き勝手やったんなら、最終的に勝つんでしょうなぁ! 茶番だ、バカヤロウ」

 意訳としてはこんな感じです。
 第四の壁をやりたかったんや……。ヴァシュタールは第四の壁が見えてていいと思って。「何度も繰り返されてきた光と闇の闘争」=「周回プレイお疲れ様です^^」って取ったんだけども。
 ヴァシュタールは誰かが自分たちを何度も戦わせていることを知っている。それが至聖神だと思っていて、その至聖神が第四の壁のこちら側にいるプレイヤーだと認識しているかもしれない――と、ちょっと思う。

 無限のソウルではないレインのことを、エアが見ることができなかったのは、彼女がイレギュラーだからです。本来いないはずの人間なので、どこから来てどこへ行くのかわからない、ということでした。
 ただ、光の陣営(竜王連中)は一様に、レインのことを無限のソウルだと勘違いしていて、竜王がナーシェスに「レイネートを警戒せよ」と命じたのはそれが理由です。
 シャリはレインがイレギュラーであることを何となく感づいていました。魔人連中はどうでしょうね。バルザーとヴァシュタール以外は、レインが何者であるかなんてどうでもいいでしょうけど。

 「壁の向こうの観劇者」というのは、私を含めたこれを読んでくれた方たちと言うか、ゲームを何周もプレイしてイベントを全部知ってるプレイヤーというか。「知ってる」人たちのことですね。

◇振りかからない火の粉
空中    ヴ →デモリッシュ→ レ

地上                  ネ

 どう見ても火の粉なんか飛んでこない。
 セコンドが突然リングに上がってきた、みたいなもんですね。

 ところで、竜王戦であれほど大暴れしたレインのインフィニットが、今回地味なのは、魂と肉体が安定状態にあるからです。竜王戦のあれは、暴走みたいなもんです。