短編 自由への逃走 解説

 エルファス生存エンドがあると聞いて、こういうイベントが追加されているんじゃないかと期待していた時期が私にもありました(白目)

 なけりゃ作る!

 
◇レイヴンの足抜け
 結局、ゲーム本編では街道イベントが終わると何の言及もなく放っておかれてしまうレイヴンですが、あれはあれで許されたのでしょうか。
 エルファスは元告死天使を追い詰めるのが楽しい(楽しいか?)ので、あえて罪の意識や呪いを与えて放っている感じはありますが。

 でも、エルファスが生存した場合、彼らはほとんど立場は同じです。これまでの罪を償いながら、生きていくことになります。
 そういう、何か……立場が同じになっちゃった二人の心境の変化とか、楽しいなと思います。

◇原作と同じ声だ!
 エルファスの声を「意外と低くて男らしい」と書きましたが、完全に趣味です。別にそこまで低音ボイスのイメージないのですが、見た目が見た目だけに声低いとビビるみたいな、そういう感じです。
 あと、歌がうまいというイメージがあるので、出せる音域(?)が広いといいなぁと思います。男声から女声まで自由自在だぜ、みたいな?

 私は声優さんに明るくない(大御所の有名所しか知らない)ので、キャラクターの声にこれという具体的な声のイメージはありません。
 完全に余談ですが、ネメアさん役の小山力也さんはとても好きな声優の一人ですが、鳥汁やCDドラマのネメアに関しては「お前のような20歳がいるか」と言いたくなります。

◇うちの救世主は口が悪い
 何で私がエルファスを書くと、こんなに口が悪いのか。
 いや、だって、ツンデレだし……親密度が低い人には基本的にツンで接するのかな、って。私がエルファスのツンを書くと、口が悪くなるようです。

 ノエルに対して「ちんちくりん」って言わせられたので、満足しました。

 なお、エルファスはレイン以外の人間の親密度がほぼゼロなので、だいたいみんなこんな感じです。やったね、レインちゃん! 胃痛が増えるよ!

レイン「やめろぉ!」

 ただ、賢い子だし、レインのことは大事に思ってくれそうだから「マジでしんどいからやめろ」って本気のトーンで言うと素直にやめてくれると思います。

◇お人形たちの気持ち
 施文院の関係者たちがどうにも無限のソウルに弱いのは、やっぱりそういうことなんだろうな、と思っています。彼らはどこまでも予言に縛られているから、予言を物ともしない無限のソウルに惹かれてしまうんだろうなー、と。

 ただ、エルファスが言ったように、無限のソウルだったら何でもいいのかっていうと多分違ってて、もしレイヴンがプレイヤーキャラになっていたとしても、主人公とどうこうなるってことはなかったと思います。
 逆に、エルファスとノエルも多分ないでしょう。だって、ノエルはラストバトルのあの局面で、エルファスの前には立てないから。

◇自由からの逃走
 予言に縛られた状態って楽っちゃ楽ですよね。何もせずとも勝手に結果が出ちゃうんだもん。逆に、自由にやるということはその責任も自己で背負うってことで、時と場合によっては厳しい試練の道です。

 アイヒマン実験でググるとわかりやすいのですが、人は簡単に権力(自分より強い・大きな力)に身を委ね、自分で行動を選択する自由を捨ててしまいます。「ヴァン先生がやれって言ったんだ! 俺は悪くねぇ!」みたいなことですね。

 今まで運命だの予言だの何かに縛られっぱなしだった元施文院の連中は、突然の自由にいっぱい戸惑って、社会復帰を頑張って欲しいと思います。