短編 抱えた槍/行く道は遠く 解説

抱えた槍

 レインが槍を使うにいたった理由のお話。
 かっこいい理由とかないんです。剣は敵に近づかなきゃいけないから怖い、っていう理由。

 男の子たちがレインをからかっているのは、レインが村で一番美人だからです。小学生ダンスィにはよくあること。
 村の男の子たちの初恋を掻っ攫っていったレインですが、今の(戦えるようになった)彼女を見たらダンスィ引いちゃう気がする。

 私は主人公が最初から無双してる話よりも、最初は弱くて、ガクブルしながら強くなっていく話が好きなので、初期のレインはかなり弱いです。
 後に戦闘で大ハッスルします。


行く道は遠く

 自由な冒険者にだって、嫌なことはある。むしろ、多い、っていう話。
 親切な人もいれば、嫌な人もいるのが世間です。ですが、今まで小さな村しか知らなかった15歳の少女にとっては相当に辛いのではないかと思います。

 レインがネメアに憧れるようになってしまったのは、彼の偉業がレインの支えになったからで、むしろそれぐらいしか支えにするものがなかったのかもしれません。
 このときのレインは、ネメアが魔人の血を引いているとは知らないので、同じ人間だったらがんばればなれる、と思っている模様。むしろ、思わないとやってられないんじゃないかな。