短編 手をつなごう 解説

 1000hitsTHANKS小説。

 
◇春の祭りといえば
 お祭りをエリュマルクが作ったとか嘘っぱちです。一応、あの人も皇帝になったばかりのころはまともに仕事してたんじゃないかな。

ネメア「祭りの名は何といたしましょう」
エリュ「そうだな……。春のパンま」
ネメア「それ以上いけない!」
ベル「>どうでもいい」

 作中の時期はやっぱり考えていません。ミイス主が「故郷の村が復興中」、黄金主が「ダルケニス化したレムオンと一緒にいる」、レインが「皇帝=ネメアと匂わせている」ところから考えると、ラストバトルが終わってバイアシオン全体の復興がかなり進んだ頃じゃないですかね。

◇ミイス村のカチュア
カチュア「今日はお姉さんがご飯を作ってくれたんです」
セラ「なん……だと……?」
ロイ「痺れるこの味……。新たな境地に到達したか、シェスター」

 ミイス村の茶目茶髪娘。小柄な可愛い系の魔法特化型。
 誰に対しても基本的に敬語で話すが、口癖なだけで相手を敬っているわけではない。小動物のような外見の割りに、ちゃっかりしているしっかり者。
 シェスターに対するわだかまりは特にない。

カチュア「お兄さんが幸せそうで何よりです」

 ミイス主にはラブコメをやらせたくなる。だいたいセラのせいではないか。

◇黄金畑のリム
リム「ダルケニスだっていいじゃない。花の生気を吸えば、食費が浮くわ」
チャカ「姉ちゃん……」
レム「…………」

 ノーブル村の赤毛ヘーゼルグリーン目娘。容姿は普通のスピードファイター型。そばかすは譲れない。
 他の主人公に比べて年齢は若干高め。だが、それがいい。
 気さくで面倒見のいい姉御肌。細けぇことはいいんだよっ、が座右の銘。たぶん、この三人娘の中では一番いい嫁さん母ちゃんになる。

リム「ケチも嫌いだけど、無駄な出費はもっと嫌いよ!」

 黄金畑主はシンデレラガールのはずだったんですが、なに、この女ジゴロ。
 でもリムのパートが、書いてて一番楽しかったわ。

◇オズワルド村のレイネート
 えっ、この子の説明するんですか?

 オズワルド村の黒髪青目娘。筋肉美少女のパワーファイター型。これでも一番美形なんやで……。
 レインは恋愛させるために考えた子ではないので、そういう相手は特におりません。戦闘させるために創ったので、問答無用で(うちの主人公の中では、男主人公も含めて)一番強い。
 相手がいないので、オルファウスさんに相手をしてもらうことにしました。
 デートっつーか、これ完全に祭りを見に来た爺と孫です。本当にありがとうございました。
 オルファウスさん、まじパルシェン。

 レインとオルファウスさんはこの後、政庁前での皇帝のお出ましを見に行って、最前列でニヤニヤしながら手を振っているといい。

レイン「ネメアさーん」(ニヤニヤ)
オル「うふふふふふ」(ニヤニヤ)
ネメア「……授業参観か」

◇レインのパートナーについて<追記>
 長編本編内では最初から最後までレインのパートナーが誰になるのか、ずっと秘密にして進めていました。
 これは、本編を読んでくださった方はわかると思いますが、ネメア、オルファウスさん、宰相(ラストバトル時点)くらいしかレインが誰に恋をしていたのか誰も知らないからです。

 レインがどんな思いでラストバトルに挑み、何を失ったのか――私のバイアシオン大陸ではほとんどの人がそれを知らないまま、平和を手にしました。
 そういう視点を残したかったのです。

 まぁ、それを自らぶち壊しちゃうのが私なんですけども(IF小説的な意味で)
 機会があったら、レインが彼女のパートナーと手をつなぐ話も書いてみたいですね。