短編 またたび酒 解説

 猫屋敷一家押しのサイトですから、そりゃネモの誕生日くらい祝うで。

 
 ◇ディンガルの気候
 夏場もそんなに暑くはならないけど、冬場は寒い。ただ、雪は降らない。
 気候区分とかに詳しくないから、エンシャントの立地条件でその気候はおかしい、とか言われそうですが、おかしいところは精霊力のせいにすればいいと思います。

精霊「はいはい、俺のせい、俺のせい」

◇またたび酒
 すいません、飲んだこともなければまたたびの実すら見たことないです。猫用のまたたびの枝を乾燥させたやつとか、粉末とかは見たことあるけど。でも匂いまでは覚えてません。うちの猫ちゃんはあんまりまたたびに興味を示してくれない子なんで、それほど購入したことがなかったりします。
 うちの猫が興奮したのはおひたし用の鰹節をこぼしたときです。お札が降ってくると人間もきっとああなる。人間用の鰹節はあんまりよろしくないらしいんですがね。

 調べたところによると、またたび酒は「不思議な味」「はまる人ははまる」「少し苦味がある」とあったので、そういう感じにしてみました。また、またたびは生薬としても飲まれるので、ちょっと薬っぽい感じにしてみました。
 本物は全然違うかもしれない。

 疲労回復、滋養強壮、あと胃腸の調子を整えるのにもいいようです。

◇パルシェンの悪行
 ゲームでは、ネモの尻尾を焼いたんですっけ? 若き日のオルファウスさんの悪行を捏造しちゃったぜ。

・月神セリューンの薬庫に忍び込んで、やばい薬を手に入れる。
・工神ギニジャメイアの工芸品を盗み出して、人間に売り払う(売り払った金で遊びほうける)。
・セリューン眷属の星神の奥さんに手を出す。

 おおぉ……パルシェン、よく更生できたな……。でもこのくらいのことは、パルシェンなら日常的にやってそうだ。
 こうやってパルシェンの行動が問題になるたびに、彼をかばっていたのはお兄さんたちとネモだったらいい。
 ネモはパルシェンの才能を買っていて、何だかんだで一番可愛がっていた弟子だったらいいなー。

◇にゃんこの呪い
 オルファウスさんがネモにかけたのは、オリジナリティ溢れる独創的な魔法なので、ネモにも解けない。
 たぶん、オルファウスさんのことだから、解こうとすればするほど呪いがかかる罠が仕掛けられてるんでしょう。ほどこうとすればするほど絡まって、にっちもさっちもいかなくなる感じ。

 自力で呪いを解こうとしてことごとく罠にはまる
   ↓
 呪いがこんがらがってにっちもさっちもいかなくなる
   ↓
 そうだ、聖杯に頼ろう
   ↓
 ゴブリンをそそのかすが裏切られる
   ↓
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◇理想郷
 ネモは別にみんなで仲良く暮らせたらいいね、という意味であんなことを言っていたわけではありません。どちらかといえば、そんな一緒くたになった世界では、あらゆる常識が覆されて混迷を極めるだろうから、それが面白い、っていうカオスサイドチックな意見でした。

 ネモの言ったような世界ではありませんが、確かな混沌が猫屋敷では生まれているようです。世界を治めるのは常識という秩序ですが、いつしかその秩序を破って新たな価値観が生まれ、それが混沌となって、また新たな秩序となっていくでしょう。
 今日、猫屋敷で生まれた小さな混沌が、いつか秩序として世界に受け入れられることが、オルファウスさんの理想の世界だったらいいと思います。