ある屑の死
私理想のタルテュバの死にざま。
◇第一次ロストール戦
レインが担当した左翼側騎兵隊と戦ったロストール騎兵を率いていたのがタルテュバだったようです。
ルブルグ伯がどれくらいの地位なのかわからないですが、一部隊を率いているのだとしたら結構な位置にいますね。
まぁ、最高責任者ではなくて一部分を率いていた、って感じなのかもしれないです。
それにしてもレインの「太ももご褒美作戦」は、地味に効果があったようですね。女主人公の太もも……。
◇ルブルグ・リューガ家の使用人たち
執事が抱えて逃げてたのは登記簿とか財産目録とか、そういう権利書関係の書類です。何かうまいことやって、財産を横取りしようとしたんじゃないかな。
メイドちゃんはタルテュバのお気に入りでしたが、いわゆる「夜のメイドさん」的なあれやそれやを強要されてたこともあって、嫌われてたみたいです。
全部、タルテュバの普段の行いのせいなので、自業自得ですね。
別にどの話から読んでもいいんですけど、家人総出で屋敷を守ったエリエナイ・リューガ家の使用人と対比させるように書いてます。
◇盗人兄妹
彼らは第2話に出てきた、レインの荷物を盗って逃げたスラムの子供です。血がつながってるかどうかも定かではないですが、二人はお互いにとても愛着を持っていて、こそ泥をしながら二人で生きています。
このままいくと、妹ちゃんが人攫いにでもあって売られそうなので、あんちゃんも必死なのかもしれないですね。
タルテュバから強奪した盗品を金に換えて、リベルダムあたりに逃げてるかもしれない。
◇悪党の死
生命のかけらイベントのように、人のよい部分に触れて、安らかに死ぬのもいいですが、せっかく悪党のいいキャラが霞んでしまった気もするので、私はタルテュバには最期まで盆暗貴族のままでいてほしかった願望があります。
主人公側が人間賛歌というか、人の可能性の素晴らしさを歌っているので、タルテュバやエリュマルクのような「卑屈な人間」には最期までその暗さを見せ付けて欲しかったなぁ、と。
人間の可能性の方向はプラスもあるけど、マイナスもあると思うので。
遠ざかる日々
気がついたら、友達が自分よりレベルが10くらい上回ってた衝撃。
◇68話の幕間の話
レインの部屋には色んな人が訪ねてくるイメージ。
これからの旅程を相談しに来るサブリーダーたち、カードゲームをやろうと集まってくる少年少女、部屋のグレードが悪いと苦情を言いに来るエルフ。そして、爆発。
レイン「お前ら、何で私の部屋でやるんだよ!」
主人公の性格にもよるけど、レインの場合は引率の先生みたいになってて、特に問題のある連中の部屋に訪ねていって、「そろそろ、寝ろよー」と釘刺してるイメージがある。
まぁ、それでも問題は起きるんですがね。
◇レインとナッジの出会い
ゲーム内では、ナッジと出会う→(ネメアと会ったことがある状態で)ナッジをパーティから外す、で街道イベントが起きるんですが(別にナッジと出会ってなくても、ネメアと知り合ってさえいれば街道イベントは起きるけど)、先に街道イベントが起きてることになりました。
ガルドランとナッジの騒動を見たときは、レインは止めに入らずぽかんと見てたんですが、一緒にいたルルアンタが巻き込まれちゃって、「いい加減にしろ」とガルドランをビンタした、という出会い方をしました。
後に拳に変わります。
こちらの勝手な年齢操作のせいで、ネメアがゲーム中より10歳くらい上になっちゃったので、この小説の中ではネメアは全体的に年上らしい話し方をさせています。
特に、ナッジのイベントは獅子帝即位前なので。
◇好きにしたらいい
ナッジのガルドランへのとどめイベントをはじめてやったとき、選択肢が出てびっくりしました。
えっ、私が決めるのかよ!? と……。
いや、別に選択肢が出ちゃいかんってわけではないんですけど、そんな重大な結論を他人に委ねちゃって、大丈夫か? と純粋に思いました。
「あんたの好きにしたらいい」「自分で考えろ」というレインやネメアの思考は、一見すると相手を突き放したものの言い方のように思えます。けれど、彼女らがそういう態度をとっても、相手に嫌悪されないのは、相手が出した結論を受け入れてやれるからです。
たとえ、その結果、失敗をしても一緒にそれを乗り越えてくれる人たちだからです。
どういう結論を出しても、それが真に相手の出した結論なら支持する(敵対しないとは言ってない)、というスタンスなんだと思います。
それはお互いにとって、とても厳しい道です。責任は常に自分にあって、寄りかかることを良しとしない、疲れる生き方です。きっと敵も多く作るでしょう。
けれど、彼らのような生き方をする人の真意を汲み取ることができたら、その人は自分にとってもっとも頼もしい味方になってくれると思うのです。
ちなみに、私はガルドランのとどめの選択肢で「やっちゃえ、ナッジ」を選びました\(^p^)/